2012/02/15

エアコンとカーテンの干渉 その1

戸建ての住宅でカーテンを設置する際
忘れがちなのがエアコンとカーテンレールの干渉についてです。

注文住宅などではエアコンやカーテンはオプションとなっている事が多く、
その部分は特にお願いしている住宅メーカーとは関係なく
ご自身で家電量販店でエアコンを買ったり
カーテン業者を別途手配して入居後に取付けたり
そういう方も多いと思います。

採光を多く取ろうとすれば、窓の面積が大きくなりますから
壁の量がその分減ります。
減ればエアコン設置スペースとカーテンレールとの干渉は
どうしても避ける事は出来ませんから、
ここは取付けに工夫が必要となります。

エアコンとカーテンレールの距離が少し離れているので
見た目では余裕あるように見えますが、
こちらのエアコンはスイッチを入れて可動させると
全面パネルが少し跳ね上がり前に出てくるタイプになります。

また、メンテナンス時にフロントを開口する必要があるため
カーテンレールとエアコンをぴったり付ける事が難しいのです。


カーテンレールはTOSOというメーカーが有名で一般的ですが、
レールもサイドに装飾が有る物やウッド調でデコラティブな物、
様々な商品があります。
雑誌などを見てアイアン調のレールを付けようとしたら、
エアコンと干渉して片方の装飾が付けられなくなる・・・
みたいな事にもなりがちですので、
もしも最初から理想とするカーテンのイメージが有るようでしたら
設計段階で設計士さんや営業の方にご要望をお伝えしておいた方が無難です。

大体の場合、カーテン工事は室内が出来上がった後になる事から
設計段階から細かくお話をしてくれるハウスメーカーさんは少ないのです。
なので、インテリアをこうしたい!っというイメージが強い方は
エアコン設置位置やカーテンレールの事も含めて
設計に反映し貰えるようにお願いしておきましょう。

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