2012/07/26

和室のクロスとプリーツスクリーン


リビングダイニングからの続き和室は
小さなお子様がいる若い世帯には人気があります。

まず、小さなうちはそれぞれの部屋では寝ないので
家族全員で寝る機会が多い事。
それから畳の上はフローリングよりも柔らかい為安全という事。

小さなお子さんが和室で遊んでいるのを時々気にしながら
キッチンでお母さんが朝食や夕食の支度をしている。
微笑ましいシーンですね〜。

さて、本題はLDKと和室との繋がりを
どうするか・・・
という所で、皆さん結構つまずきます。
モダンな和室にするか
思いっきりザ和室にして別の空間とするか
もしくはリビングとあまり変わらないような洋和室にするか・・・
イメージがわかずにクロスも決めきれない
という風になってしまいます。

こういう場合はどうしたら良いかというと、
ひたすら実例を写真などでみて
自分たちがもとめているスタイルに近い物を探す!
というのが良いと思います。

最近は一口に和室といっても
本当に様々で、大黒柱が有って鴨居があって欄間もある
ような家は殆どありません。

という事で、ここで実例を一つご紹介。
LDKから続きの和室です。
LDKの床や建具がウォールナット系の配色でしたので
和室にも若干ダークなイメージを出したいというご要望で
天井に少し濃いめのクロスを採用しました。

天井面が明るい色の方が天井は高く見えますが
和室は天井が少し低く見えても普段畳に座っている事が多いので
落ち着きが有る雰囲気にしたい場合は濃いめの色を持って来ても良いと思います。

窓はプリーツスクリーンのダブル仕様で
ダーク系の色とシースルー生地を混在させる事により
外からの光も適度に入れられる効果があります。

2012/07/22

クロス以外の天井材

腰壁を木製にしたり、天井に無垢の木を貼ったり
クロス以外の素材にする事で、室内のイメージがガラッと変わり
とても素敵な空間になります。

しかし、天然素材は風合いを保つ為のメンテナンスの大変さや
施工の難しさ、また導入コストなどで断念してしまう事もあると思います。

そこで、天然素材ではないけれど
天井に木を貼ったように見えるような素材というのが
メーカーから出ています。

一般的によく見かける事が有るのは
和室の天井に使われているラミネート天井という
プリントされた天井材です。
一般住宅では使用頻度はまだまだ少ないですが
洋室用のラミネート天井というのもあります。

こちらの物件で仕様しているのは
南海プライウッドというメーカーのハーモシーリング
という素材です。

天井材のハーモシーリングは木目調化粧シートのラミネート天井となっていて
主に洋室に使う事を目的とした天井材です。
新築物件は勿論ですが、リフォーム物件でもクロスの上から施工が出来るので
施工製は良いです。

普通の平たい天井ですと、結構天井を見上げて・・・・
というのはあまり無いですが、
吹抜けの天井はまず入ってくると、「天井高いね〜」
「わー開放的だよね〜」
などと言って、必ずと言っていい程来客者が見る場所でもあります。

そういう所をちょっと変えると
こういう所まで気を使って考えたんだな〜
やっぱり注文住宅はちがうな!

みたいな印象を受けると思いますので
クロス以外の素材としての検討もお勧めです。

ちなみに、ハーモシーリングの事を知りたい方は
南海プライウッドのホームページへどうぞ。
http://www.nankaiplywood.co.jp/lineup/ceiling/harmoceiling/