2012/03/28

吹抜けのアクセントクロス

注文住宅ですとクロスも建売りとは違って
自分たちで選ぶ事が出来ます。

個々の居室でクロスを変える方や
部分的にアクセントとして少しインパクトの有るクロスを取り入れたり
皆さん思い思いの「自分たちらしい」家づくりを楽しんでいらっしゃいます。

折角なので、ちょっと変わったクロスにしてみたいな〜
とか
子供部屋は可愛らしい模様が入っているものにチャレンジしたいな〜
とか
主寝室はかっこ良くしたいな〜
とか
色々と考えてみても、濃い色のクロスにしたら一体どんな感じになるんだろう?
失敗したら怖いからやっぱりスタンダードで行こうかな?
という所に落ち着く事も良く有ります。

メーカーよりクロスのサンプルを取り寄せても
せいぜいA4サイズ程度ですから、
そこから少し部屋を3次元的にイメージして考えなくてはなりませんが
もしも家具を現在お手持ちの物でという場合は
それらの家具と選んだクロスのイメージが合うのかどうか?
も、アクセントクロス選びのポイントになります。

主寝室の吹き抜けに少し濃いめのアクセントクロスを採用した例です。
プライベート空間は他の誰かが来るわけではないので
少し思い切った柄のクロスを採用したい
というリクエストで、お客様と相談の上決定しました。

今は家具など何も置かれていない状況ですが
これからベットやTVボード等色々と家具が入ってくる事で
室内のイメージも変わってくると思います。

また、勾配天井がかなり高めだったため
天井面への照明はダクトレール+スポットライトと
反対側サイドの比較的高い位置にブラケットライト(壁付け照明)
を採用しています。

広さは凡そ8畳程度ですが
夕方ブラケットライト(蛍光灯90W相当)を付けた所
かなり明るく感じました。
これにスポットライトも入れば、照度としては十分すぎる位です。
照明の回路はダクトレール側とブラケット側とで分けていますので
明るくしたいときは両方付けて
照度を落としたい時はブラケット側の照明を消す

または、スポットライトの角度を天井面や壁面へ向けて
完全な間接照明として使う

という用に
一見無駄なようでいて、回路を分ける事で
色々と試したり出来るのも楽しいと思います。

吹抜けは照明の明るさのイメージが掴みにくいので
照明を足したり引いたり出来る工夫をしておくと
好みの明るさに調整できるのでお勧めです。

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