和室が独立している場合やLDKと繋がっている場合、
またしきりが全くなく、そのまま小上がりに和室がある場合等
最近の戸建ての「和室」はマンションの影響を受けて
若い世代には特に「洋和室」が支流になりつつあります。
洋和室になったばあいは、LDKからの繋がりを
どこまで持たせるかで、和室の印象も大分変わってくると思います。
LDKで採用した建具をそのまま色を変えたりして
和室に使ったりするケースもありますし、
戸襖といって、従来の和室のように押入や出入り口のドアに
襖紙を貼ったりする事も有ります。
こちらの場合は、シンプルでは有りますが、和室の要素を多く残しているケースです。
押入は襖紙を採用して、天井はラミネート天井という
木に見えるシート張りを施された板で施工しています。
照明は最近和室でもダウンライトを採用することも珍しく有りません。
そんなに広く無い和室ですと、ダウンライトを使う事で空間がスッキリ見えますが
シーリングライト(天井付けの照明)に比べると、少々室内が暗く感じます。
外観を他の場所と統一したり、
または防犯上の問題から、和室でもたてすべり出し窓を採用する事も多いです。
※たてすべりだし窓ってなに?と思った方はこちらで確認をどうぞ
写真の奥は細いタイプのたてすべり出し窓を連続して2カ所設置しています。
こういう小さいサッシだと、
和室にどういう物を取付けたら良いか迷う方も多いですが、
プリーツスクリーンというタイプは和室によく合うので
最近使われています。
プリーツスクリーンを閉めた感じ
こちらは枠内に設置して、窓枠の天井にビスで固定している方法です。
プリーツスクリーンは
タチカワブラインド、ニチベイ、TOSOなどが主なメーカーとなっていて
カラーバリエーションやメカ(操作する所)の構造が若干異なっています。
プリーツスクリーンのサンプルは、インテリアを
総合的に扱っている家具屋さんでも実物を見る事ができますし、
各メーカーのショールームへお時間があれば出向いてもいいです。
※各メーカーのショールームへ単独で行くと、場所が点在していて時間がかかるので
一番は総合的に扱っている所とか、メーカーでオプション販売会等やっている場合は
そちらの機会を利用して、メリットデメリットやお勧めなどを聞かれると良いでしょう。
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