2012/04/25

子供部屋のアクセントクロス

アクセントクロスは他の建材をつかうよりも
お安く、そして気軽に部屋の雰囲気を変えられるので
皆さん積極的に取り入れて頂いています。

子供部屋のアクセントは
お子様が小さい場合、おもちゃやカーテン等
手を加えなくても色々な色がプラスされるので
柄付きよりも単色クロスを採用されると
まとまりが付くのでお勧めです。


こちらは淡いブルーに、
単色の同じような系統のカーテンを合わせたアクセントクロスです。
子供部屋らしく明るさも残しつつ
アクセントクロスが品よく取り入れられていて、
どことなく北欧風のテイストが漂います。

柄物は単品でみるととてもかわいいのですが、
どんな家具を入れたいのか?
部屋全体のテイストとはずれてないか?
などを考えながら決めて行くと宜しいかと思います。

また、傾斜天井ということもあり
こちらは中央にペンダントライトを配灯しています。
メーカーによってはもう少し丸みのある楕円形等色々ありますので
そういう雰囲気の物をいれると雲が浮かんでいる
みたいで可愛らしくなると思います。

2012/04/10

子供部屋のカーテン2

子供部屋は普通の両開きカーテンを採用する他にも
ロールスクリーンを設置する方もかなり多くいらっしゃいます。

理由としては、予算内で考えているカーテンの柄が
あまり気に入らないというケースや
窓のサイズ的にカーテンよりもロールスクリーンの方がしっくり来る
また、もともとスッキリとした雰囲気がお好み
と行った所でしょうか。

少し淡いブルーのロールスクリーンを
たてすべり出し窓に壁付け設置したケースです。

画像では部屋の大きさが分かりにくいですが、
横長に凡そ12畳程のスペースがあります。
現在はお子様が小さいので一つの部屋として使い、
将来的には真ん中に壁を造作して部屋を分ける計画です。

部屋を分ける事を前提としているので
かなり多くの窓があり、
部屋全体では02609というサイズ(W26センチH90センチ)が
計9カ所も有ります。ですので、ここに全部カーテンをそれぞれ引くとなると
ちょっと部屋がもたつく感じになるので
全てロールスクリーンにしました。

最近はロールスクリーンも
「ウォッシャブル」
というタイプがあり、これはメカからロールスクリーンをはずして
洗えるという仕様になっています。

ウォッシャブルは洗えるのですが、
実際に洗っている人がどの位居るのか・・・?
というのは若干疑問がありますが、
洗えるということは、濡れた雑巾等で拭いても問題ないという事なので
外して洗わないという方でもメリットは有ると思います。



2012/04/04

窓上のエアコンとレールについて

大きなまどに囲われた空間では
とかくエアコンとカーテンレールの干渉に悩まされます。

色々な構造上の問題から
エアコンを止む無く窓上に設置しなければならない場合
カーテンレールの選定やエアコンを選ぶ基準が
大幅に限定されてしまいます。

設計図面上でエアコンの位置が書かれていても
その寸法はごく「一般的な大きさ」でしかありませんので
機能性の高い、大容量のエアコンを想定しているわけではありません。

エアコンの寸法は、本体の寸法の他に
見ておかなければならない部分が幾つか有ります。

こちらはダイキンのうるるとさららシリーズの
設置スペースについて記述されているパンフレットのページ抜粋です。
大抵、こういう寸法はカタログの一番後ろに載っていて、
あまり真剣に見る人は少ないと思いますが
ここは非常に重要です。

性能などがうたわれているページには
エアコン本体の寸法が書かれていますが、
吹出し口の羽根の動き方については書かれていない事が多いです。
書かれていても簡易的に入っていることが多いので
パンフの一番後ろまで見て確認してください。

こちらのケースでは、本体の高さ寸法は295㎜と小さく感じますが
冷暖房を運転しはじめると吹出し口の羽根がかなり大きく動くので
本体から更に115㎜のスペースを確保しないと
エアコンの真下に障害物が有る場合はぶつかります。
また、障害物の奥行きと可動する羽根の寸法にも注意が必要です。

また、天井からエアコン本体を離す寸法も必要です。
この寸法を確保出来ないと、室内空気を上手く取り入れられなくなったり
全面カバーが外せなくなってメンテが出来なくなったりしますから
これはかならず守らなくては行けない寸法です。

天井から離す寸法も、メーカーや機種によって違っていますので
必ず確認してください。

予め、結構シビアな寸法だという事が分かっている場合は
エアコンの設置スペースがいくつ確保出来るのかを
設計や監督に確認しておいた上で、
家電量販店の出来るだけエアコンに詳しい店員に状況を説明して
機種の選定を行うようにしてください。

こちらはたまたまYouTubeでみつけたダイキンの羽根の動きを撮影して下さっている動画です。
私はこれをみて最近のエアコンの進化にちょっぴり感動しました。


羽根の動き方などは寸法で見てもイメージ湧かないという方は
量販店でデモをみせてもらって、確認するのも良いかもしれません。

2012/04/03

ロールスクリーンの窓枠内設置

極力見た目をスッキリ見せたい
出っ張るのが好きじゃない
カーテンレールが気になる

という方は、
ロールスクリーンやバーチカルブラインド、
プリーツスクリーンやブラインド等
検討される事が多いと思います。

これらを業界的には「メカもの」などと呼んだりしますが
このメカものを設置する場合は
・窓枠の外側につけるか内側につけるか
・メカの操作は右にするか左にするか
等を打合せで決めて行きます。

窓枠の外=壁面に設置
する場合は、カーテンレール同様に
室内側にメカを取付けるわけですが
室内側への出っ張りを極力少なくしたい方は
窓枠の内側に、枠の天井へメカを取付けて
スッキリ見せるという場合もあります。

引き違い窓や上げ下げ窓のように
網戸が外側に来るタイプの窓に対して
窓枠の内側にメカを設置する場合は
綺麗に納まるのですが、
滑り出し窓のような網戸が内側につくタイプの物は
枠内に設置してもメカが多少室内側に出っ張ります。
※滑り出し窓ってなんぞや?という方は、こちらの記事参照ください。

たてすべり出し窓にロールスクリーンを設置した例です。
正面からみるとこんな感じ。

脇からみると、壁からロールスクリーン本体が飛び出しています。

下から見ると分かり易いですが、
これは、窓の前に網戸が設置されているために
その分取付け位置を前にズラす必要が有る為です。
ロールスクリーンはクルクルと巻き上げられた際に、
一番下についているウェイトバーも巻き込まれて納まる為
ウェイトバーが網戸に当らないようなスペースの確保が必要です。

こうしたたて滑り出し窓等に、出っ張らないでつけられる物は
取付け寸法が小さいアルミブラインドかプリーツスクリーンになります。

※今までお話していた窓枠の奥行きは、
通常の在来工法やツーバイでの奥行きをイメージしてお話していますが、
自宅が大壁等で壁厚がある場合は、
設置スペースを確保出来る事がありますので
この限りではありません。