住宅展示場やちょっとオシャレな戸建ての現場見学会なんかで
よく目にする間接照明。
間接照明はお施主様から「こんな家にしたい!」というご要望を頂かないと
なかなかビルダー側よりご提案があるケースは少ないです。
(デザイナーズなどは別ですが・・・)
間接照明と一口に言ってもいろんな方法があり
その見え方や特性も様々です。
こちらはキャットウォークを施したリビング部が吹き抜けになっているLDKです。
(木目調アクセントクロスが貼られている場所がそのキャットウォークです)
「キャットウォーク」は、「犬ばしり」とも言われますが
狭い通路のことを総称してよんでいる事が多いです。
戸建の場合ですと、通路として使う用途としてではなく
意匠的に良く見せるためや、構造の出っ張りが出てくる場所に
意図的に意匠を施す場合が殆どです。
そういう「意図的に」つくったキャットウォークに
どうせつくるならば雰囲気つくりを楽しみたい!
という発想で、照明を仕込んだりする事が多いです。
写真のキャットウォークは、当初より上部に蛍光灯の間接照明と
下部にダウンライトを設置するよう計画していましたので
照明器具が入れられる十分なスペースを確保しています。
もしも、室内に間接照明を設置されるのであれば、
設計段階で必ず盛り込むようにしてください。
「スペースがあるから置けるんじゃない?」
と、建築が始まって後から導入する場合、
色々なしがらみで上手い具合に照明が配置出来ず
中途半端な仕上がりになる事もありますし、
設置寸法が足りずに隠したはずの照明が見える
という事も考えられます。
設計段階では色々な角度から支障がないかを
事前に検証できるので、
まずは設計の方や営業さん、コーディネーターの方などに
ご相談してみてください。
特に、吹抜けの有る場所に天井面や壁面を照らす照明が有ると
夜ゆっくり過ごす時間などには
安らぎを与えてくれる空間作りに一役かってくれますので
お勧めです。
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